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高大連携2:大学で何を学ぶべきか?

最終更新: 10月17日

生涯において、仕事の内容は大きく変化します。例えば、植物の研究をするつもりで入社した農学部出身者が医薬品作りに携わることになったり、銀行に入社した経済学部出身者が製薬会社でマーケティングに携わっていたりしてます。


現在高校生である皆さんが大学や大学院を卒業する頃には、世の中はよりグローバル化していて、仕事の内容もまた会社自身も、生涯にわたってダイナミックに変わっていくということは間違いないと思います。


では、そのような未来に準備するために、大学で行うべき事は何でしょうか?

専門的な内容を大学時代に完全に身につける事は困難です。 なぜなら、専門的な内容は膨大であり、かつそれぞれの分野において日進月歩で進んでいくのですから。


一方で、大学でなければ身につけられない事は何でしょうか? それは、比較的幅広い基礎知識、どんな時代になっても変わらない「原理・原則」、そして「ものごとの考え方」だと私は考えています。


しかし、それは「基礎的な知識だけがあれば良い」ということではありません。基礎を身に付けた上で限られた分野で発展的な内容も身に付けることで、関連した分野にプロとして進むことができ、また基礎的内容がどう発展的内容に関連するかも学ぶことができます。


結論として、大学では基礎的内容と発展的内容を学びます。発展的内容はあなたの近い将来に強く影響しますが、基礎的内容はあなたの遠い将来に影響する可能性が高いです。せっかくの機会ですので、いろいろなことを学べる機会を充分に活用して下さい。

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名古屋市立大学大学院理学研究科・総合生命理学部

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